これまで長い間、加齢には抵抗するべきだという風潮があり、歳を重ねることを受け止め、受け入れようとはあまり考えられてきませんでした。特に女性たちに対しては、たとえそれが自然なものであれ、外見上の変化は避けた方が良いと考える人が多く、シワ対策クリームやコンシーラー、白髪染めなど、様々な防御策がすすめられてきたように思われます。
しかし、いまだに改善の余地はあるものの、身体的な変化に対する社会の見方は大きく変わってきています。美の定義はより多様になり、よりインクルーシブ(あらゆる人を排除しない)な方向に動き始めています。たとえそれが身体的な変化を目立たなくするものであれ、逆に引き立てようとするものであれ、「あなた」にとっての美しさについて語ることが基本だとされるようになってきたのです。さらに重要なのは、女性たち自身が、歳を重ねること自体は恐怖ではないと気づき始めているということです。事実、とあるデータによると、61%の女性が、自分は何歳になっても美しいと回答しています。
そうした流れを受け、本記事ではAARP(全米退職者協会)と共同で35歳以上の女性たちに話を聞き、歳を重ねるにつれて好きになった自分の外見について教えてもらうことにしました。結果として彼女たちはみな、加齢に対する時代遅れの考え方を誇らしげに一蹴し、白い筋の入った髪などを含め、自らの美しさをしっかり受け止めていることがわかりました。
ジーナ・ハンバー 50歳 (絵本作家、旅行ブロガー 1Girl 1Globe travels)
外見上の変化で一番気に入っているのは、目ですね。私の目は、これまでたくさんのものを見てきました。歳を重ねたことで、自分の目に成熟した何かを感じるのです。
これまではなかなか眼鏡をかける気持ちにならなかったのですが、50歳になって、すべてが変わりました。今では鮮やかな色の眼鏡をかけて、コーディネートのアクセントにしています。気分も上がります。しっくりくる眼鏡をかけていると、何か新しい気持ちになりますし、ユニークさもプラスできるので、より自分らしくいられる気がします。
デボラ・スウィーニー 44歳 (法人設立支援会社 MyCorporation CEO)
目尻のシワも、笑いジワも、いかにも私らしいと受け入れられるようになりました。というのも、それは私が44年間、ずっと笑顔でいたという証なのですから! それにシワがあることで、自分が経験豊富なのだという印象を与えることができます。ビジネスを法人化させるのをサポートする会社のCEOとして、自分の年齢と経験を相手に知ってもらうことは、私にとっては好都合なのです。
アレックス・トラン 35歳 (デジタルマーケティング戦略家、ヨガインストラクター、ブロガー Schimiggy Reviews)
白髪を染めなくなって、もう1年以上になります。95%は地毛になりましたが、とっても気に入っています。髪のあちこちに銀色のハイライトを入れているみたいで、写真を撮った時にも明るく目立って、素敵なのです。ブログのなかでも、ここまでの変化を記録しています。
J・ケリー・ホーイ 53歳 (『Build Your Dream Network』著者)
歳を重ねるにつれて、若かった頃よりもずっと自分の身体を大切に思うことができるようになりました。この身体がどのように機能し、またケアをした分、どれほど反応してくれるかを思うと、まったく驚きです。それにこの身体は、良かった日々、悪かった日々、それぞれについた傷を記憶するものでもあります。私は加齢に抗うのではなく、そのなかで成長している気持ちでいます。
予想していなかった変化としては、髪が赤ちゃんのように柔らかくなりました。私はこれまでずっと、自分の髪と格闘してきたのです。もっと長く、もっと丈夫にと願い、カールが欲しい、もしくはまっすぐにしたい、とね。でも今になってようやく、理想の髪の毛を手に入れることができたのです!
ジョイ・アルティマーレ 41歳 (予防医療のプロバイダー会社 EHE CMO)
私は自分の身体が、より女性らしく変化したことを嬉しく思っています。マヤ・アンジェロウが書いた「Phenomenal Woman」という一遍の詩を思い出します。若い女性のスレンダーな身体から、パワーと情熱に満ちた、より豊満な身体に変化していくという、女性の身体に秘められた力や、変化に対するポジティブな影響について語っている詩です。自分の身体や、出産を経て40歳を迎えた自分の変化について、まさにぴったりな表現だと感じています。
ナネット・ラバスティーダ 50歳 (不動産業)
歳を重ねて良かったと感じているのは、私たちの文化に定められてきた美しさの基準を昔ほど気にしなくなったことです。鏡を前にした時、型にはまらず、何も恐れず、そして自由に表現している自分を見ることができるようになりました。服の選び方や髪型についても、もっと冒険できるようになりました。とっても解放的な気分です。
ペイジ・アーノフ=ペン 53歳 (マーケティング会社 Mavens and Moguls 創始者兼CEO)
こんなジョークを聞いたことがあります。「女性は20歳の時、周りの人がどう思うかばかり気にする。40歳になると、周りのことは気にならなくなる。そして60歳になると、これまで誰も自分のことを気にしてなどいなかったことに気づく」というものです。53歳になって、このユーモアを理解できるようになってきました。
歳を重ねるにつれ、私は自分の外見のすべてを受け入れられるようになりました。大きな鼻も、まっすぐな髪も、お尻も、お腹も、昔の自分を悩ませてきたすべてのパーツをです。私は本当の意味で自分の身体と和解することができたと思っていますが、若かった頃には想像もできなかったことです。だって、今では白髪も、シミも、すべて受け入れられるのですから!
ヴァネッサ・ヴァリエンテ 36歳 (パーソナルスタイリスト、ブロガー V-Style)
リアルな面からお話ししましょう。私のようにお肉のついた丸顔を気にして育ってきた人は、歳を重ねてコラーゲンが減ることで、顔のラインも細くなってくることに、きっと喜びを見出すはずです。私もそれが何よりも嬉しいです! おかげで、キュートさよりも、シックさを追求できるようになってきました。それに、目の周りにできたシワも、セクシーで洗練されて見えるような気がします。これを無くしたいとは思いませんね。
この記事は、Refinery29のLeeann Dugganが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは、legal@newscred.comにお願いいたします。

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